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 ◆ ベンホーガン  Apex 1888-1889年モデル  通称 アカバーモデル

 このモデルに 特に拘りがある訳で無いが  ヤフオクを散策中に
 調整済みと有る このアイアンを発見。 調整済みの意味が解らず 出品者に 質問した所 「くつまさん」流の調整をしましたとの事。
 実際に「くつまさん」の調整したアイアンを見た事が無いので どんな調整かは解らないけど ネットの情報を 色々 判断するとシャフトが 右からはいって見える様にネックを調整。
 出品者が実際に どの程度の 技量なのかは 解らないが(工房を開いている職人ではない事は想像できるが) 金額的にそれほど高くなかったので 入札してみたら 落札となり 手元に届いた。  
 ベンホーガン アイアンの歴史 こちらのHPで 形状から確認すると Apex 1888-1889年モデルと思われる。通称アカバーモデルだろう。
 

 
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入手経路  ヤフオク   金額 4980円  送料別  
ベンホーガン 番手 3 4 5 6 7 8 9
Apex 重量 408.7 418.5 425.7 429.9 441.2 447.7 453.4 460.6
Apexスチール 重量差 - 9.8 7.2 42 11.3 6.5 5.7 7.2
4 硬め ロフト(カタログ値) 23 26.5 30 33.5 37 41 45 49
ヘッド 軟鉄 ライ角(カタログ値) 58.0 59.0 60.0 61.0 62.0 62.5 63.0 63.5
長さ 38.75インチ バランス D2.5 D2.5 D2.5 D2.5 D2.5 D2.5 D2.5 D2.5
- ロフト簡易計測 22.0 26.4 29.1 33.0 36.5 40.0 45.2 48.5
- ライカク簡易計測 58.2 58.9 59.0 60.2 61.2 62.0 63.0 63.0


シャフトの長さが ベンホーガンのアイアンの歴史のでスペックを確認すると 3番で38.75インチ そこから 05インチ刻みでで 9番とEの長さが0.25インチと差が少なくなる設定。またライカクについても
 3-7番までが 1度刻み 8-Eが0.5度 刻みとなっている
長さについては 国内は一般的に ヒールエンド法での表記が多いが ベンホーガンと国内モデルと長さを比較すると 0.25インチの差が無い事から 計測が60度法での表記と思われる
また ロフトも ロングからミドルが3.5度 7-8-9-Eが4度刻みと 標準的なロフト角設定の ロング3度もしくは 全番手4度刻みとは違っている。
0.5度の違いが 番手間の飛距離にどの程度影響するかは はっきり言って良く解らないが
番手間の飛距離の差が 10Yを基本としている事から考えると ベンホーガンは ロングアイアンからミドルアイアンまでは3.5度のロフト差で 10Yの距離が変化するとの考え方で設計したと思われる
また、このアイアン以外にベンホーガンのHPで その他のモデルのスペックを確認しても 同じロフト差で設定されている事からも そう考えられる。
これが ベンホーガンの考える基本スペックなのだろう 当時の一般的なアイアンのスペックと 若干違う所が面白いとと 言える。

久津間流 調整済みとの事での入手なので ロフト/ライカクがスペック通りに合わせてフェイスアングルをいじっているのが不明だが
構えた時に 7番がアップライト 8番は そこまで アップライトに感じない事から Specs近いロフト/ライカクに調整がなされていると思われる
ライカクのスペックが カタログ値通りとすれば 個人的には7番が 0.5度フラットの61.5度 以降0.5度刻みで Eが63度程度が良い

 

 調整した ネックを同じ カメラアングルで 撮影してみた。 元の形状が 解らないから 比較出来ない (=^・・^=)    調整跡を探してみるが 打ち傷が 多くて  特定も出来ない。
 ただ こうして 同じアングル(だいたい)で撮影した画像を 向かって左Eから並べてみると ショートアイアンは シャフトが右 ロング程 シャフトが左から入っている様に見える。